ハマムの体験談
旅の疲れも取れるので、ぜひおすすめします【2018年3月旅行者】
2件のハマムを体験しましたが、担当してくれた方は皆さん、優しく丁寧で、居心地がとてもよくすっかりほぐれました。日本とそう変わらない充実感を味わうことができました。
日本人には圧が強すぎたり、あかすりは痛いほどだったので、ソフトにとか弱くということを伝えると、きっともっと快適に受けることができると思います(私はそのように伝えてとても快適にしてもらえました)。
リヤドのハマム(マラケシュ)
モロッコのハマム。まず、最初に行ったのは、宿泊したリヤドの地下にあるハマム。とにかく宿に併設しているというのがなによりの満足。
ハマムのウエルカムスペースも、優雅な作りでお茶のおもてなしもあり、ゆったりとできました。
最初にオイルを全身に塗布し、温かい石の上で暫く身体を温める時間があります。ただの石の上に、ペーパーショーツだけを身に着けて横になるので、慣れていないために体が痛いという感覚がありますが、これもモロッコの伝統ということ。それはそれで楽しめました。そしてその後、係の方が伝統的な赤こすり・・ 肌の弱い私には、少し強めで刺激的。ソフトにしてくださいとお願して、ここちよく過ごせました。
最後に全身と髪を洗ってくれましたが、こちらも少々、おおざっぱではありますが、終始、丁寧に接してくださって、いい気分。その後のオイルトリートメントは、心地よく、最高でした。こちらの手技は日本のもと似ていて、とても安心できました。
なにより 30時間の移動の後。ついてすぐでしてたので、移動の疲れが吹き飛びました。
街中のハマム(フェズ)
そして、2か所目のハマムは街中にある場所。英語が通じないために、身振り手振りで話をしなければならない地元に根差したハマムのようでした。
待ち時間が長かったですが、仲間たちと行ったのですが、待合はゆったりとしていて、待合の椅子が柔らかく快適でした。
マッサージも上手でとても身体がほぐれました。1人1人、小さなお部屋で全身をマッサージしてくれるのですが、担当の方は柔らかでいい気持ちでした。
終わってから、身体がアルガンオイルでベトベトなので洗ってから帰りたいと伝えましたが、モロッコではそのまま帰るのが伝統的スタイル。慣れない日本人としては、べたべたで洋服を着ることは、躊躇する気分。べたべたになることを想定して出かけるといいかと思います。モロッコでは、あの高級なアルガンオイルをたっぷりとトリートメントで全身に塗ってくれるのですから、またとないチャンスです。肌がしっとりします。
そして、荷物を全部預けてからトリートメントするので、チップは持ってから行ったほうが良かったと後悔しました。全部終わって荷物を受け取ってからチップを渡そうと、再度待合に行ったら、担当の方は既に帰ったあとのようでした。そのために、他の方に渡すことになってしましました。