モロッコ13日間周遊現地ツアー by サハラ砂漠の風

モロッコ現地ツアー13日間周遊:モデル

モロッコ現地ツアー 1日目<ラバト泊>

前日の夜に日本を経てば、早朝にはカサブランカ ムハンマド5世空港に到着。今日は一日、ラバトでゆっくり。ハッサンの塔、ムハマド5世の霊廟、ウダイヤ(Oudaias)のカサバ、新市街の南にあるローマ時代の遺跡シェラ(Necropole de Chellah)などを訪問。

モロッコ現地ツアー 2日目<ムーレイ・イドリス泊>

ラバトからメクネスへ向かおう。メクネス周辺にはオリーブ畑や果樹園、畑の広がる農業地帯が周辺に広がる。メクネスに着いたら、まずは、北アフリカで最も美しく有名な門のひとつ、マンスール門へ。メクネスは、現モロッコ王朝アラウィー朝が17~18世紀に都として定めた街で、世界遺産に登録されている。メクネスの最盛期はムーレイ・イスマル王の頃だが、ムーレイ・イスマル廟はモロッコでも1、2を争うほど美しい建造物といわれている。

古都メクネスを堪能したら、ヴォルビリス遺跡(モロッコに現存する最大のローマ遺跡で、世界文化遺産に登録されている)のあるムーレイ・イリドリスへ向かおう。ムーレイ・イリドリスには、8世紀、モロッコへ初めてイスラム教をもらたしたムーレイ・イリドリスI世の廟がある。

ムーレイイドリス ムーレイイドリス

モロッコ現地ツアー3日目<フェズ泊>

ヴォルビリス遺跡を見て回ろう。ヴォルビリスは、紀元前40年ローマ帝国の属領となったが、3世紀末にベルベル人の圧迫により衰退して、ローマ人は撤退した。ヴォルビリス遺跡は、ムーレイ・イリドリスの丘の麓から北西3.5kmに広がる野原と畑の中にぽっかりと存在している。お昼を食べたらフェズへ。

ヴォルビリス 

ヴォルビリス ヴォルビリス

ヴォルビリス 

ヴォルビリス ヴォルビリス

モロッコ現地ツアー 4日目<フェズ泊>

フェズのメディナを一日探索。公認ガイドに案内してもらうと、より楽しめる。スーク(市場)を探検中にも、9世紀に建てられたカラウィン・モスク(現在は、北アフリカ最大のモスクで、世界最古の大学のひとつだった)、アッタリーン・マドラサ(14世紀に建てられた神学校)、メディナを建造したムーレイ・イリドリスII世の墓があるザウィア・ムーレイ・イリドレス(修道院)などをもぞいてみよう。

夕方、車でマリーン朝の墓地がある丘まで登り、フェズの町の全景を見おろしてみるのもよいかも。

モロッコ現地ツアー 5日目<エルフード泊>

アトラス山脈のヒマラヤスギの森を超え、エルフードへ。途中、イフレンやアズルーなど、フランス人がかつて別荘を建てた美しいエリアや、バーバリーマカク(サル)が住む森を通過する。ミデルトでランチを食べたら、ズィズ峡谷方面へ下り、エルフードまでさらにドライブは続く。

モロッコ現地ツアー6日目<メルズーガの砂漠のテント泊>

午前中はリサーニでムーレイ・アリ・シェリフ廟やスークを訪問。8~14世紀にかけて、南部におけるベルベル人の最初の独立王国、シジルマッサ(Sijilmassa)があった。

午後はエルフードの街に立ち寄ったり、大理石製品の工場をのぞいたりして楽しみ、メルズーガへ移動。

メルズーガの砂漠に着いたら、車を降りラクダに乗り換え。ラクダにゆられ約2時間で、砂漠のテント(今日の宿泊場所)に到着。砂漠でのひとときは忘れない1日となるはず(詳しくは写真集を参考)。晴れた日には、空いっぱいに星が広がり、流れ星がいくつも見える。

サハラ砂漠 サハラ砂漠

モロッコ現地ツアー7日目<メルズーガ泊>

砂漠のテントからホテルにラクダで移動、砂漠をもう1日楽しんで、今日はゆっくりホテルに宿泊。

サハラ砂漠

サハラ砂漠 サハラ砂漠

モロッコ現地ツアー8日目<ワルサザード泊>

砂漠のテントから再びラクダで戻り、車へ。砂漠の間に、時々オアシスに広がるヤシ林と村が出現。砂漠のドライブを楽しみながらティネリール経由にて、トドラ渓谷へ。そこには、日本ではみられないスケールの峡谷が出現する。

ランチを食べたら、峡谷沿いを軽くハイキング。そして、カサバ街道を経由してワルサザードへ。途中、バラが咲き乱れる村(春のみ)やダデス峡谷を通過。

モロッコ現地ツアー9日目<ワルサザード泊>

ワルサザードの街やタウリルトのカサバを午前中に見学。ランチを食べたらアイト・ベン・ハドゥへ。7世紀にアラブ人の支配を逃れたベルベル人たちは、アトラス山脈を越えて、オアシスに城砦(カサバ)を築いて移り住み、村(クサルと呼ばれる)を作った。

アイト・ベン・ハドゥは現在残る代表的なクサルで、世界遺産に登録されている。『アラビアのロレンス』、『ハムナプトラ』、『ソドムとゴモラ』、『ナイルの宝石』などのロケ地としても使われた。

モロッコ現地ツアー10日目<マラケシュ泊>

マラケシュに向かって出発。モロッコで最も高い峠の1つ Tizi-n-Tishkaを超える。崖に段々に広がる畑をはるか彼方に望み、壮大なドライブが続く。マラケシュでホテルにチェックインしたら、夕方にジャマル・エル・フナ広場に行って、お祭りのようなにぎわいを見せる広場を堪能しよう。

モロッコ現地ツアー11日目<マラケシュ泊>

マラケシュでは訪れるところがいっぱいある。例えば、クトゥビア・モスク(Koutoubia)とミナレット(塔)、サアード朝の古墳群、メナラ庭園(12世紀のムワッヒド朝時代に作られた広大なオリーブ林)、バヒア宮殿、ベン・ユーセフ・マドラサ(1956年まで使用されていた神学校で、イスラム建築の最高傑作)など。マラケシュのメディナは世界遺産に登録されている。ジャマル・エル・フナ広場から広がるメディナには、衣料品・香辛料・肉や野菜・家具・革製品・真鍮製品・木彫品、銅製品・陶器・カーペットなどあらゆるものが売られていて、職人地区も広がる。

モロッコ現地ツアー12日目<エッサウェラ泊>

エッサウェラへ行ってみよう。エッサウェラのメディナも世界遺産に登録されている。15世紀以降ポルトガル人の軍事、貿易拠点として栄え、一旦衰退した後、18世紀にフランス人建築家によって作りかえられ、今では青い空と白い町並みによるコントラストが美しい観光地となっている。モロッコ南部でしか生育しないアルガンツリーもこのあたりに生育する。この町ではシーフード料理を楽しめる。

モロッコ現地ツアー13日目

カサブランカ経由で日本へ帰国、翌朝には日本に到着。