モロッコ ジュエリー

モロッコジュエリー

モロッコ風ピアスなど最近はモロッコジュエリーが日本でも人気ですが、もともとはモロッコに住んでいたユダヤ人の職人たちが作っていた銀製のジュエリーがモロッコジュエリーの起源です。

モロッコでみかけるジュエリーには2通りあります。ベルベル人に伝統的なジュエリーとタウンジュエリーとがあります。

モロッコ ベルベルジュエリー

ベルベルジュエリー

ベルベルジュエリーは、ゴージェスで、崇高な感じのするデザインで、南部やモロッコサハラ地域で製作されています。
花のモチーフや幾何学模様がデザインされ、シルバーやブロンズ製です。模様が刻まれたり、カラフルなストーンが散りばめられたシルバーのブローチ(fibula)は、女性たちが、ドレスやスカーフを留めたり、胸や髪につけたりして使われています。Selham(ベルベル人の女性が使用するケープのような服)を留めたりするのにも用いられています。

モロッコ ベルベルジュエリー モロッコ ベルベルジュエリー

南アトラス地方ではNbalaと呼ばれる蝶番の付いたカラフルなブレスレットもよく見かけます。
ティズニット(Tiznit)、タフロウト(Tafroute)、Inezganeなどのバザーで売られていて、古くて独特のものがアートとして珍重されています。

 

タウンジュエリー

タウンジュエリーはモロッコ全土で見かけます。たいてい、ゴールドとエメラルドやダイアモンドなどの宝石で作られています。結婚式など特別なシーンで使用されます。