モロッコのデーツ
モロッコでのデーツの生産
デーツはなつめやしの実で、秋10~11月に収穫されます。モロッコのデーツの生産量は世界13位(2012年)です。エラシディア、ワルサザード、ザゴラ、Figuig, Tataの各地区で主に生産されています。国内では223種のデータが栽培され、その他登録されていない亜種は1800種にも上ります。モロッコ原産のデーツとしては、Boufeggous、Bouskri、Jihel、Medjoolといった品種があり、高値で取引されています。
年間1人 2.82kgものデーツをモロッコでは食べています。特にラマダンやイスラムの新年にあたる時期(Achoura)によく食べます。ラマダン明けにミルクとデーツを一緒に食べるのは定番です。
モロッコのデーツをおみやげに
スーパーマーケットでは収穫時期以外はチュニジア産のものも売られていますので、ぜひ、モロッコ産のものを産地で試してみてください。旅の途中、リサーニのスークなどに立ち寄り購入してみましょう。
旅行から帰ったら、デーツを使ったお料理、お菓子、スムージーなどにチャレンジしてみてください。
デーツの加工品
デーツはジャム、シロップなどに加工されているほか、マクルードやハルバなどのお菓子に使われています。また、マルシェバックはデーツの葉が原料です。
デーツのジャム Tahalout
モロッコの伝統的な方法で添加物を加えずに、エラシディア(ズィズ峡谷)のベスト・デーツか作られています。デーツジャムは、おいしいだけでなく、体にも良いと言われています。
モロッコの家庭でのデイツシロップの調理の様子です。
デーツシロップやその他、様々な製品に加工されています。
デーツ シロップ | デーツ シロップ | デーツ ビネガー | デーツドリンク 水や牛乳に溶かして飲みます |