だいぶ暑くなってきました(6月)
安全な水の確保のために
先代の砂漠で味しい水を得る知恵として、先月ご紹介した伝統ポットをご紹介しましたが、さらに安心して美味しいモロカンティーを飲むために、うちでは、水道からの水は砂だらけなので、3重のフィルターでろ過しています。3カ月に1回くらい交換します(6月6日)。
1回目のワクチン接種
ハミドにもとうとうワクチン接種の順番が回ってきました。予約するのではなく、順番に呼び出しがあり打ちに行く仕組みです。現在モロッコでは、アストラゼネカ製ワクチン、Sputnik V(ロシア製)、SHINA PHARMAワクチン(中国製)が承認になっています。そして、モロッコでも中国のサポートのもと、国内でのワクチン製造が始まることになりました。
ハミドに回ってきたワクチンは、SHINA PHARMAのワクチン。早く前みたいにたくさんの観光客の方をお迎えしたり、日本を訪れたりする日々が来てほしいと願うばかりです(6月12日)。
アニスシード
砂漠の中にあるオアシスは、地域の人の台所を支える重要なポイント。デーツの木の木陰で、果物から野菜まで様々なものが栽培されています。
ちょうど、今は、アニスシードが出来ていました。日本の方にはアニスはあまりなじみがないかもしれませんが、甘い香りのするモロッコでは馴染みのあるスパイスです。モロカンティーと一緒に振る舞われるクッキーに入れたり、コーヒーといくつかのスパイスを混ぜた秘伝のモロッコ・コーヒーにもアニスは入っています。また、デーツを干すときに塗したりすることもあります(6月20日)。
スイカの季節
6月も後半になり、だいぶ暑くなってきて40℃を超えるようになってきました。この季節、砂漠のエリアでたくさんの太陽を浴びたスイカやメロンが美味しんですよね。最近では、太陽パネルを使って水を地下からくみあげ、砂漠エリアでもたくさんのスイカが作られています(6月23日)。
うちの農場
4月からうちにやってきたひな鳥たちは、少し数は減ってしまったものの元気にやっています。今年の2月に、植えたサボテンも今年は実を付けるところまで来ています(6月26日)。