「サハラ砂漠の風」ブログ_コロナ禍の1月

コロナ渦のモロッコ・メルズーガ(1月)

モロッコも日本と同様COVID-19渦、観光に砂漠エリアを訪れる外国人の方はおらず、毎日農作業をしたりして過ごしています。砂漠エリアではコロナに感染した人はおらず、一方で仕事がなくなってしまい、コロナは嘘ではないかと言う人まででています。モロッコでは、11月をピークに感染者数は減り、このところ新たな感染者数が1000人強といった状況です。

久しぶりにお祝いごとがあり、親戚で集まりBBQ。昼間は20℃を超え、日なたは温かで心地よい日々です。

(2021年1月23日)

ベルベル式BBQ

インド製 ワクチン(AstraZeneca社がインドの工場で製造)がモロッコについ先日到着し、警察がエスコートして超厳戒態勢のもとワクチンが各地に配置されました。そして、今日、中国からShinopharm社のワクチンもモロッコに到着しました。王様Mohammed VIが、昨日、国民に向けて「ワクチン打たないともとの暮らしに戻れないから、みんな打ってね」とメッセージを発せられました。2500万人がワクチン接種を受けれる予定ですが、モロッコ人はワクチン接種にかなり懐疑的です。ちなみに、モロッコの人口は3700万人なので、人口の70%程度をカバーする予定。モロッコ人はCOVID-19はそんなに怖くないと思っている人が多い気がします。考えてみれば、モロッコ人の年齢中央値は29.5歳と、日本人より約20歳も若い。感染しても重症化しない年齢層が多いから、COVID-19に対する感覚も異なってくるんでしょうね。

(2021年1月26日)

ふと気が付くともうすぐ2月。昨年から井戸を掘ったり、太陽パネルを設置したりと準備してきた畑ですが、2月には野菜やサボテン、デイツなどの木を植えたいと思い、散水用のポンプ敷設に取り掛かっています。手作業で延々と掘り続け、ポンプを埋めていきます。
(1月29日)

本日は快晴の日曜日。家族でピクニックを兼ねて、奥地にある農場へ来ています。スナネコの足跡を見つけました。あまり生態がわかっていないとか。相葉くんのI LOVE みんなのどうぶつ園で放送されていましたが、飼われているスナネコは世界でも少なく、最近、日本でもスナネコのこどもが生まれとても話題になっていたようですね。
(1月30日)