モロッコ・シャウエン|サハラ砂漠の風

モロッコ|シャウエン

空港からシャウエンの行き方


車チャーター(現地ツアーを利用する)

シャウエンには空港はありません。シャウエンはカサブランカ空港から車で7時間ほどのリフ山脈にあります。

シャウエンへは交通の便が良くないため、限られた日程で効率よくモロッコを旅するためには、車をチャーターして周る現地ツアーが適しています。スケジューリングからモロッコでの車チャーターについては、当社「サハラ砂漠の風」へお気軽にお問い合わせください。

カサブランカ空港から車でシャウエンにむかう場合、エミレーツ航空やトルコ航空の昼・午後便では空港の到着ゲートまで2時間程度かかることが多く、明るいうちにシャウエンへ到着することはできません。長時間のフライトの後に無理な長距離ドライブで疲れがでて、旅行中、具合が悪くなることがないよう、無理のないスケジューリングをお奨めしています。

シャウエンへのバス

シャウエンは、モロッコ北部のリフ山脈にあり、タンジェとテトゥアンから内陸に入ったところにあります。以下の都市からバスが出ています。

カサブランカ(7時間程度)、
テトゥアン(1時間半程度)、
フェズ(4時間半程度)

シャウエンのバス停はシャウエンの中心まで1.5kmほど離れた場所にあります。このため、中心部まではタクシーで行く必要があります。バスの便数はいずれからも1日1~3便と少なく、モロッコ国内での旅行日数がない場合にはバスでの旅行は難しくなるかもしれません。フェズからのバス日帰りの場合、フェズ夜着を避けるなら、シャウエンでの滞在時間は3時間程度と短くなってしまいます。



シャウエン みどころ

シャウエンの街並み

青色の美しいおとぎの世界は、特にシャウエンのQuartier Al-Andalus地区広がります。白と水色に塗られ、窓やドアの飾りが美しい家々が、山の斜面に張り付くように広がっています。


シャウエン - カスバ

街の真ん中にカスバは15世紀から建っています。ムーレイ・アリ・ベン・ラシードが要塞として建てたため、10の稜堡(大砲のための穴)が併設されています。
その後、ムーレイ・イスマイルが17世紀に居住用に改築し、アンダルシア様の雰囲気があります。
噴水のある庭はたいへん気持ちよく、また、城に登ると城壁など美しい景色が楽しめます。民族美術・博物館が併設されています。陶器、武器、刺繍、衣服、かご、木工細工などが展示されています。

ウタ・エル・ハマム広場

旧市街の中心地であり、メディナを通る道が交差するところにあります。木が立ち並ぶ広場に、緑色の屋根のパビリオン型の噴水が真ん中に位置し、周りにはお店やカフェが立ち並びます。くつろげる静かな空間です。
すぐそばに、カスバの入り口があります。

シャウエン - フォンドク

フォンドクは当初の目的として未だに使用されており、中庭沿いの50部屋が旅行者や商人に使用されています。

シャウエンの歴史

1471年にポルトガルに対する要塞として、預言者モハメッドの末裔IdrissidShorfaにより建設されました。レコンキスタ(国土回復運動)が盛んだった1492年に、スペインを追われたイスラム教徒やユダヤ教徒が移住してきて、この地区に住み着きました。
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