カサブランカ | サハラ砂漠の風

カサブランカ

カサブランカはアフリカ大陸で4番目に大きな都市で、モロッコの商業と経済の中心を担っている都市です。
カサブランカは古くからのメディナ、1920~1930年に建築された近現代建築、現代的な高層ビルが共存する不思議な街です。

Hassan II世モスク

Hassan II世モスクはカサブランカの最大のみどころです。メッカに次ぐ世界で2番目に大きなモスクで、25,000人の信者を収容できます。
海沿いに高くそびえるモスクのミナレットは200mの高さで、夜にはメッカの方向30mを照らしています。


アンファ Anfa

ムハマド5世空港からHassan?U世モスクに向かう途中にある高級住宅街。
1930年以降に建設されました。まるでホテルのようなその豪邸の庭先には、色鮮やかな花が咲き乱れます。

現在は取り壊されてしまったが、このあたりにあったHoteld’Anfaで、1943年1月の第2次世界大戦中に、フランクリン・ルーズベルト米国大統領とウィンストン・チャーチル英国首相の歴史的な会談が実施さ、連合国のノルマンディ上陸が決定されました。ドイツ軍がこの際、暗号解読にあたり”Casablanca”を誤ってワシントンのホワイトハウスと間違えて訳し、この会談を阻止するのを失敗したという裏話が残っています。
この会談時に、ルーズベルト大統領が、当時のスルタン モハメド5世にモロッコのフランスからの独立を公約し、モロッコにも新しい時代がやってきたのです。