モロッコ新婚旅行 体験談 no.3|サハラ砂漠の風

「サハラ砂漠の風」新婚旅行 (1)

モロッコ体験談:2013/07/21~2013/07/28(ハネムーン)

2013年7月、私たちは一生で一回であろう新婚旅行でモロッコに行ってきました。
その理由は、もともといつか砂漠に行ってみたいという思いがあったのですが、アフリカの中でもモロッコの砂漠が一番
綺麗だと聞いたからです。とても素晴らしい国、旅行となり、一生の思い出になりました!
旅行を計画するにあたって、旅行会社に問い合わせても、ツアーばかりで個人旅行の設定は何もない。
協調性のない私たちはどうしても個人旅行で自由に行動したいと思い、いろいろ探していました。
そんな中たまたまHPで見かけた「サハラ砂漠の風」のキョウコさんに連絡をしたところ、即レスを頂きその対応の早さと
丁寧さに惹かれ、お世話になることにしました。

【行程について】
カサブランカ→マラケシュ→ダデス→トドラ渓谷→メルズーガ→ワルサザード
夏で暑いことも考え、かなりゆったりとした行程にしました。

【カサブランカ空港にて】
今回私たちは、成田→パリ(シャルルドゴール)→カサブランカのルートでモロッコに入りました。
カサブランカに着いた時間は21時(現地時間)。
特に何もわずらわしいことは無く入国できました。いろいろチェックされるかそうでないかは係員の気分次第?笑
ネットで見たところ、場合によっては身体検査に行かなければならないこともあるそうですが、
とにかくニコニコで行けば大丈夫なはず…。

【両替について】
カサブランカ空港について手荷物が出てくる間に、真っ先に両替をしました。
なぜなら、モロッコの通貨ディルハムは日本では両替できず、現地でしか両替できないのです。そして必ず、両替時に渡される紙を最後まで保管しておく必要があります。帰るときに再両替できなくなるので注意です。
一週間の旅行で、二人でお土産(絨毯を買いたかったので)も含めて、12万円分両替しました。結果かなり余りました。
サハラ砂漠の風にお願いするのであれば、チップもいらないので、大体、一週間で一人3~4万あれば十分だと思います。

手荷物を無事受け取り、ゲートを出るとニコニコで待ち受けてくれていたのが、ドライバーのイブラヒムさんでした。
無事に彼に会うことができ、マラケシュに向けて約3時間のドライブへ出発!

【マラケシュにて】
・ホテル
Riad Mirageに泊まりました。部屋、テラス、屋上、すべてがハイセンスで可愛く、泊まった宿のなかで一番テンションがあがりました。
リヤドの方々はとても親切で、気持ちよくすごすことができました。

・伝統工芸館
政府関連機関が経営しているとのことで、バブーシュ、ランプ、アクセサリーなどモロッコの伝統工芸品が適正価格で売られています。
マラケシュのスークで買い物する際、どの程度が適正金額なのかという目安になるので、スークでも買い物の前に行くのがお勧めです。

・スーク
迷路。確かに雰囲気はあって素敵な街ですが割高ですし、同じようなものが売っているお店が多いので、
気に入ったものがあったら迷わないうちに、値切り交渉をがんばって買ったほうがよいかと思います。
時間が無いなら、ガイドさんをつけてもよいかもしれません。

・ちょっと怖い思いも…
革なめし職人地区行こうと歩いていたところ、知らない現地のお兄さんに「案内してあげるよ」といわれました。
聞いたところ「お金は要らないよ」といわれたのでついていったのですが、案内してもらった後で態度が急変し、近くの革製品のお店で商品を買うよう強要され、たまたまほしいと思っていた小さい革の小銭入れを聞いたところ「400DH」といわれました。
値切って100DHで買い、その後お兄さんから「革なめしの場所の写真を撮ったのだから、その人たちにお礼のため、一人100DHずつ払って」と言われました。「話が違う」と彼と口論してお金は払わず、お兄さんは怒りながら去っていきました。
「お金は必要ない」と言われたので「大丈夫だろう」と少し気が緩んでいたのだと思います。とても反省しました。
【ダデスにて】
・マラケシュから1時間ほど走るとそこはもう絶景が広がり、山間にはたくさんの村が美しく見えました。

・アルガンオイル工場
アルガンオイル作成の行程を見せてくれ、販売も行っている工場へ連れて行ってもらいました。
モロッコの女性たちが手作業でつくられたというアルガンオイルはとても品質がよいそうです。
商品の説明をしてくれたお姉さんは日本語が上手で、とても親切に教えてくれました。大体一番小さいもので100Dh~、お土産にも最適です。

【トドラ渓谷にて】
・連日暑い中、ここではずいぶんと涼しく、すごしやすい場所でした。
・イブラヒムさんに「オフロードだよ」といわれておりましたが、本当に言葉通りオフロードで、道なき道を車に揺られながら走りました。
4WDの強さを実感する場所でした。というか、4WDでなければ絶対にいけない場所だと思いました。車に酔いやすい方は、酔い止め必須です。

【メルズーガにて】
・砂漠泊
夕方からラクダに乗ってツーリストテントに。ラクダは思った以上に揺れ、お尻が…。
あいにくの曇り空でしたが、合間から見える星はすごくきれいでした。また砂漠の砂のさらさらさに、感動しました。
ずっと砂漠で寝転がっていたかったです。
ツーリストテントの宿泊の際、私たちは水を3リットル持っていきました。結果的に足りましたが、はみがきや手を洗うのにも水は自分たちが持っていった水を使うので、二人で4リットルあれば十分かと思います。
テント泊から帰り少し休んで、砂丘を一周し、ベルベルの村へ。素敵な音楽を聴き、ベルベルピザをいただきました。
モロッコで食べたもののうち一番おいしかったです。ぜひ食べてもらいたいです。

・ホテル
ツーリストテント宿泊の翌日に泊まったホテルはエアコン、プールまであり最高でした。砂漠をバックに素敵なホテルでした。
ホテルのお兄さんと腕相撲をしましたが、ラクダミルクパワーの前にはジャポニカ米は歯が立ちませんでした。

【ワルサザードにて】
・スーク
ワルサザードのスークで小物を買いました、マラケシュのスークよりやはり安いです。
規模はあまり大きくないので、マラケシュで気に入ったものがあれば買っておいたほうがよいと思います。「買っておけばよかった・・・」と思ったものがありました。

・ベルベルハウス
ベルベルの人たちの伝統的な民芸品を紹介/販売するお店に行きました。私たちは、ここで絨毯を買いました。
値段はベルベルの方たちの交渉方法に習い、絨毯の上に座ってミントティーを片手に交渉。結果的に、とてもお気に入りの絨毯を二つ買いました。

【ラマダンについて】
ラマダン時期は、日没(2013年7月時点では19時すぎ)になるとイスラム教徒のかたがたは食事ができる時間となるので、
いったんお店を閉めてしまうので要注意。20:30を過ぎるとまた開店します。
夕方は人々がいらいらしているようで、街中でいきなり殴りあいの喧嘩をしていました。ツーリストはあまり刺激しないように行動したほうがよさそうです。

【ドライバーさんについて】
イブラヒムさんは、本当にホスピタリティーにあふれとてもいい人でした。
時間にも正確で、早く来ることはあっても、遅れることは決してありませんでした。
また、ラマダン中にもかかわらず、私たちの体調を気遣い、いやな顔ひとつせずに対応してくださり、感激しました。
イブラヒムさんのおかげで私たちの旅は最高のものとなりました。

【サハラ砂漠の風について】
現地でお会いすることはできませんでしたが、旅行にかかわるすべての連絡がスムーズで助かりました。
お世辞抜きで、モロッコに行くならサハラ砂漠の風に依頼して間違いはありません。
細かく迅速な対応、気遣い、どれをとってもほかの旅行会社はかないません。←サクラではありません

ハミドさん キョウコさん
本当にありがとうございました。おかげで一生思い出に残る新婚旅行になりました。

【総括】
絶対また行きたくなる国です。次はもう少し涼しい時期&ラマダンではない時期に行きます。