モロッコ体験談 春4月no.3|サハラ砂漠の風

「サハラ砂漠の風」体験談 4月 no.3

モロッコ体験談:2017年4月28日~2018年5月2日
何かのきっかけでモロッコという国を知った瞬間にどうしても行きたくなってしまい、とりあえずで半年以上先の航空券を予約しました。
最初は電車やバスでの移動を考えていましたが日本からの手配は難しいし、せっかくならモロッコの魅力を知っている人に案内もしてもらいたい!とサハラ砂漠の風さんを頼ることにしました

はじめて京子さんにメールを送るときは、こんな希望予算でプランを組んでもらえるのかなとドキドキしましたが、なんと連絡の翌日にはバッチリ予算内の詳細なスケジュールが送られてきて感動!
ここで提案されたスケジュールが素敵(当たり前ですが自分で考えていた内容とは全然違う密度でした)で、モロッコ旅行楽しみ!と気分がものすごく上がりました。

その後も、プランについての相談やフェズの陶器がどこで買えるかみたいな細々した質問に丁寧に答えていただき、とてもありがたかったです。出発日までなんの不安なく、ただただ楽しみでいられたは京子さんのおかげだったと思います。

今回の旅程はモロッコを時計回りに1周する形で、カサブランカ→メクネス→メルズーガ→ワルサザード→マラケシュ→エッサウィラの順に8日間の日程です。

空港から出るとドライバーのハミドさんと、ガイドでオーナーのハミドさんが笑顔で迎えてくれました。オーナーのハミドさんは他の方も体験談に書かれていた通り、あたたかい気遣いとモロッコへの愛にあふれた愉快な人でした。
初日に空港からメクネスまで移動し、翌日には京子さんと合流して砂漠の入り口メルズーガまで8時間のドライブです!

最初、人は8時間もドライブを楽しめるのか?と疑っていましたが、風景と風と猿を楽しんだり、フォトスポットでとにかく写真を撮ってもらったり、ハミドさんにモロッコの文化について教えてもらったりしていると、短いとすら感じるくらい充実した道のりでした。お昼に食べたタジン鍋とお肉最高に美味しかったです。

メルズーガには2泊し、大砂丘周りの散策とラクダトレッキングキャンプを楽しみました。この2日間はとにかく良い思い出が多いのですが、中でも夜の砂漠でひんやりさくさくした砂の上に寝そべって星空を見たことは忘れられません。実際に砂漠を訪れて、砂漠の素晴らしい景観と同じくらい砂の感触や歩き心地が大好きになりました。キャンプからの帰りはラクダに乗らず、おふたりと一緒に砂漠を歩けばよかったと今でも思っています。あと、まさかのハミドさんのご実家にお招きいただいて、お母様がお土産にクッキーをくださったのはとても嬉しかったです。ありがとうございました (美味しくて1人で全部食べてしまいました)!

日の出の後キャンプから戻ったら、すぐにワルサザードを目指して出発です。この頃には走っても走っても地平線が続く景色も大分見慣れてきましたが飽きることはなく、ただ走っていることが気持ちよかったです。絶対に行きたかったトドラ渓谷では岩に抱きつけてとても満足でした^O^。この日の目的地、ワルサザードのリヤドは中庭にハンモックやデッキチェアがあって、夜風を感じながらのんびりできて最高でした。

ハミドさん、京子さんとご一緒できたのはここまで。ステッカーなどなどお土産をたくさんありがとうございます。朝にはおふたり&ドライバーハミドさんとお別れし、新ドライバーのサイードさんと2人でアトラス山脈を越え、マラケシュまで送り届けてもらいました。

そこから先のマラケシュからエッサウィラ・帰国までは当初からの希望通り本当の1人旅になりましたが、リヤドの手配(広場に近くてすごくいい立地でした)はもちろん、交通機関やおすすめの屋台の情報をいただくなどサポートしていただき、1人でも最後まで快適に旅行を楽しむことができました。

人生ではじめての1人旅でしたが、本当に本当に思い出いっぱいの旅行になりました!細やかな気遣いやモロッコへの愛が溢れるおふたりと一緒に過ごせたおかげで、1人じゃ絶対に気が付かなかったモロッコの魅力に触れられてモロッコが大好きになりましたし、1回行っただけじゃモロッコの魅力はまだまだわからないな~と感じることもできました(おふたりの会話も面白かったです)。

次は今回時間と予算の都合で諦めたフェズやシャウエン、それ以外にもおふたりの会話に出てきた素敵な土地にいってみたい!と思っています。あと、全旅程を通してタジン鍋が美味しすぎたので、日本で再現するべくスパイスを買い込みたいです。