「サハラ砂漠の風」体験談 12月 no.2
モロッコ旅行期間:12月29日~1月4日 女性2人旅
今回の旅は友人と2人での6泊7日の旅でした。
旅行計画が遅くなってしまったので、なかなか現地出発ツアーを見つけることができないだろうなと考えていたのですが、メールを送ってみたら早速お返事を頂いて、その後2,3度のメールやり取りを通じ、こちらの要望を汲んでいただく形で旅行日程は完成しました。短い日程でしたが、なんとかモロッコ1周の旅となりました。カサブランカの空港でピックアップしてもらいモロッコを右回りに、ラバト・メネクスを経由してフェズ、メルズーガ砂漠、トドラ渓谷、ワルザザードからアトラスを越えてマラケシュという行程でした。
フランスのパリを経由して、予定通りにカサブランカ空港に到着し(実はこの旅で最も心配していたのは、カサブランカに予定通りに到着できるかどうかでした。本当によかった~)、ドライバーのHamidに出会い、その後フェズへ。
フェズの迷路はガイドブックで読んでいたよりも想像以上に複雑でした。フェズではガイドさんも同行したのですが、こういった道を色々考えながら歩くのは、子供の頃にちょっと遠くまで勇気を出して行ってみるといった懐かしい感覚でした。途中、多くの人通りと共に、様々な商店があり、何を買おうかと常に頭が一杯でした。
ドライバーのHamid(後述のハミドとは別人です)は英語が堪能で、学識者でもあり、道中には常にモロッコの歴史、文化、産業、教育制度、隣国情勢など多くを語ってくれました。こちらも負けじと日本の様々なことについて紹介し、白熱した議論になりました。また、途中のワルザザードで彼の姉の家にお邪魔してお昼ご飯をごちそうになりました。実際のモロッコ人の生活に触れることが出来た本当に貴重な体験でした。
旅の途中で数組の日本人の方と同じグループになり、互いに情報を共有出来たことも良い思い出です。やはりアフリカの地で出会う日本人はみな考え方が似ているんですね(笑)。初対面なのに会話が弾んだことを覚えています。
そして、やはりなんといってもメルズーガ砂漠でラクダに乗り、テントまで行きそこで宿泊したこと。
昔、地理の授業でしかお目にかかれなかったサハラ砂漠に今自分が来ている、という実感は本当に感動ものでした。まさか自分が将来そこを訪れることになるとは。。。そんなコトばかり考えていました。
朝日、夕日が綺麗だったことは言うまでもありません。
毎日が長距離ドライブになりましたが、窓の外の次々移り変わる景色を見ていると全く飽きることがありません。
都市、荒野、砂漠、山道、雪道、モロッコの東西南北を駆け巡るので、各地方でそれぞれ特徴のある景色に出くわしました。特に初めて見る砂漠に近づいていく道中、そしてワルザザードの町からマラケシュへの行程でアトラス山脈を超えるのですが、標高の高い場所からの景色は本当に美しかったです。
やはりモロッコ人と行動を共にし、話をしながらその文化に触れることで、旅の思い出は強く心に残るのです。
そのような経験を提供してくれた本ツアーに感謝しております。本当にありがとうございました。
ハミドとキョウコさんにはメルズーガのラクダから降りた場所で、偶然にもお会いすることができ、その後マラケシュまで
ホテル等で何度かお会いすることができました。予想通りの親切な方々です。
是非、モロッコに旅行をお考えの方がいましたら相談してみることをお薦めします!