モロッコ 木工細工
木工細工は、モロッコ国内の杉、松、ブナ、オリーブで作られ、家具、道具、食器などベルベル人の日常の中で伝統的に発達しました。
7世紀、イドリスの時代のモスク、記念碑、建物には、伝統的な様々の美しく繊細なモチーフが刻まれ、彩りを与えています。
木工細工への色づけ
12世紀のマリーン朝(Merinides)までかかり、彫刻はアートの域へと到達しました。モロッコの木工細工は、西洋、とりわけスペインアンダルシア地方の影響を受けています。彫刻に色づけがされ、記念碑、モスクや家の天井・壁を飾っています。
木工細工の家具・おみやげ
これらの技術を使って、チェス盤、小箱、動物の置物、テーブル、イスなどが作られ、エッサウェラ、フェズやマラケシュで売られています。タイルのように、木と螺鈿がモザイク模様に組み合わさったものなど、モロッコのおみやげに美しい一品も見つかるはずです